食品等事業者向け温度管理システム 株式会社イアス

 システム概要(運用事例)

 食品等事業者向け温度管理システムマニュアル

 食品等事業者向け温度管理システムマニュアル(タブレット)

システム名称

食品等事業者向け温度管理システム

システム概要

食品等製造業における、納品検収時の食品温度調査、及び

クックチル調理における熱処理・冷却時の温度管理、及び

盛付・ピッキング前の料理、再加熱後の料理の温度管理システム

HACCPに沿った衛生管理工程の出荷業務においてハンディーターミナルを使用し、作業者毎に発生するスピードの差や精度のばらつき、ピッキング漏れ・ミスの発生をなくし、作業時間の短縮、人員削減を目的としたシステムです。

導入対象

給食センター、セントラルキッチン

導入効果

ヒューマンエラー防止、作業時間の短縮

経験を問わず作業ができることによる人材育成時間の短縮

コスト削減

作業エビデンスの取得、管理

業務の非対面化の実現(後述)

画像: 1(HACCPに沿った衛生管理工程の例)

1 Hazard Analysis and Critical Control Point

食品等事業者が食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握し、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、

それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程(重点管理点)を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。

担当者や使用した調理器具、温度などを帳票に記録して一定期間保管し、万が一トラブルがあった場合にはこの帳票を確認することで

原因の特定を行うことができます。

※「HACCPに沿った衛生管理」には、「HACCPに基づく衛生管理」と「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の二つの基準があり、

規模や業種等に応じ、一定の営業者については、取り扱う食品の特性等に応じた衛生管理が求められます。

1年間の経過措置期間が設けられており、20216月までの対応が必要となります。

システム図

画像: 2(システム図)


 

検収業務の非対面化の実現

システム導入前

システム導入後

従業員と業者が直接、荷物をやり取りして検収作業を行う

業者は所定の位置に荷物を置く

従業員は業者が置いた荷物を検収する

 

従業員と業者が対面で業務を行う

従業員と業者が直接荷物をやり取りすることなく検収業務を行う

 

@     従業員と業者が非対面で作業することができる

A     従業員と業者がそれぞれ検収作業に関わる時間を減らすことができる

温度管理業務の非対面化の実現

システム導入前

システム導入後

2名の従業員がダブルチェックをしながら温度管理業務を行う

1人の従業員が電子データをエビデンスとして残しながら温度管理業務を行う

2人の従業員が対面で業務を行う

1人の従業員が単独で業務を行う

 

@     従業員が単独で作業する(非対面化)ことができる

A     各従業員が温度管理業務に関わる時間を減らすことができる